画像検査室
骨組織を詳細に描出する単純X線撮影やCT検査に対して、筋肉や靭帯などの軟部組織を1.5テスラの高磁場と電磁波を利用して描出することが可能な画像診断装置です。また、造影剤を使用せず血流評価を行うことが出来るのも大きな特徴です。「検査時間が長い」「工事現場のような騒音が酷い」といった問題も、近年の撮影技術の進化により大幅な「検査時間の短縮」「静音化」が実現しており、今まで以上にMRI検査を安心して検査を受けていただけます。
X線を一方向から照射して画像を作成する単純X線撮影と異なり、X線を多方向から照射して三次元の情報を描出することが可能な画像診断装置です。骨組織の状態を把握するのに特に優れており、断面画像の他に三次元画像表示処理を行うことで単純X線撮影以上に詳細に観察できます。また、従来観察が困難だった体内金属が挿入している部分においても大きく画質改善しており、骨折術後や人工関節置換術などのフォローアップにおいても詳細に観察が可能です。
DXA (二重エネルギーX線吸収測定)法により骨成分と筋・脂肪成分を分離して骨密度を数値化する装置です。腰椎と大腿骨頚部の2か所を測定することにより、骨粗鬆症の診断や治療経過観察において高い精度を保つことが出来ます。測定時間は5分程度と短いのも大きな特徴です。