仙台みやぎ整形外科クリニック

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仙台みやぎ整形外科クリニック

〒989-3121 宮城県仙台市青葉区郷六舘67−1

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休診日/毎週日曜、毎週木・土曜午後、第2・4月曜、年末年始、その他

Shoulder Pain : Symptoms, Causes, and Treatment

肩関節治療

肩関節治療とは

肩関節は上腕骨と肩甲骨から成り、上腕骨の先端の骨頭が肩甲骨のくぼみにはまり込む構造になっています。可動域が広いぶん安定性が悪いのが特徴で、腱板や筋肉、靭帯などの組織が動きを安定させる重要な役割を果たしています。肩関節のバランスが崩れることで様々な症状を来します。
肩関節の痛みで整形外科を受診する患者さんは中高年に多く、腰痛・膝痛とともに非常に身近な問題です。 しかし、肩が痛くなっても患者さん・医療者ともに’’五十肩’’という言葉が使われ、いづれ良くなるイメージからそのまま放置されていることが多いのが現状です。その病名の定義は確立されておらず、医療者側の捉え方で説明や治療法が異なります。実際、肩の痛みの中には保存療法に抵抗性で自然によくならず、しばしば日常生活に影響を及ぼすことがあります。「五十肩」と思われている疾患の中には「いわゆる五十肩」(肩関節周囲炎、凍結肩)のほか腱板断裂や石灰沈着性腱板炎などが含まれます。中でも大きく切れた腱板断裂や可動域制限をきたす凍結肩では保存療法のみでなく積極的な治療が必要なものも存在します。たかが「肩の痛み」と扱われがちですが、されど「肩の痛み」。いずれの症状や疾患でも放置せずに一度受診をして診断や治療・アドバイスを受けることが推奨されます。

このような症状の場合はご相談ください

  • 腕が上がらない、上げると痛い

    肩から腕にかけて痛みがある

    痛みで夜眠れない、痛みで目が覚める。寝返りが出来ない。

  • 背中に手がまわらない

    肩が外れた、脱臼不安定感がある

    スポーツ活動時に肩が痛い

当クリニックでの肩関節治療の取り組み

当クリニックは肩関節疾患(腱板断裂、凍結肩、反復性肩関節脱臼、変形性関節症、肩関節周囲骨折など)に対して外来・手術・リハビリテーションまで一貫した充実した治療を行うことができます。問診と理学診断に加え、各種画像機器(X線、超音波、MRI、CT)を用いて正確な診断と治療方針を決定します。保存療法では薬物療法や超音波を用いた関節内注射やハイドロリリース、理学療法士による運動器リハビリテーションを行います。肩関節疾患で患者さんが路頭に迷うことなく、適切なタイミングで適切な治療を行える場を提供いたします。

当クリニックでは各種手術治療を行える設備を備えております。

代表的な肩関節疾患

以下にご紹介しているのは当クリニックで治療している肩関節治療における代表的な疾患となります。
その他の疾患に関しましても、当クリニックでは治療が行える場合がございますので、まずはご相談ください。

  • 肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)

    肩関節周囲炎はいわゆる五十肩とほぼ同義で使用されている病名で、肩関節周囲の組織の加齢による変化を基盤として起こる様々な病態を含みます。明らかな原因なしに炎症や損傷が起こり、肩の痛みと可動域の制限、肩の不快感で発症します。好発年齢は40~60歳代です。五十肩と思われる疾患の中には腱板断裂や石灰性腱板炎、変形性肩関節症など他の疾患が含まれ、積極的な治療が必要となることもありますが、放っておけば治ると思われているために治療の介入が遅れることがあります。急性期には運動時痛に加えて安静時痛や夜間痛が出現し、徐々に肩の可動域が制限されます。慢性期には徐々に痛みが減り、日常生活も楽になりますが、可動域の制限は残ります。徐々に可動域が回復することもありますが、一方で長期にわたり半数の患者に何らかの痛みや可動域制限が存在していたとの報告もあり、積極的に痛みと可動域制限を改善する治療が必要です。急性期には局所の安静、薬物療法や注射で痛みを和らげ、慢性期に入って痛みが弱まったら可動域改善のため運動療法を行います。

  • 腱板断裂

    腱板断裂は老化をベースに肩のインナーマッスルである腱板筋群の腱が切れてしまう疾患です。40代以降に発症することが多く、転んだときに手や肘をつく、あるいは脱臼などをきっかけで切れる場合があります。肩を酷使している方が、肩の痛みを自覚し、力が入らなくなって受診した際に初めて大きな断裂が明らかになることもあります。症状は断裂サイズや形状により様々ですが、運動時痛、夜間痛や引っかかりなどがあります。経年的には断裂サイズは徐々に広がり、筋の萎縮が進むため、患者背景を考慮しながら治療を選択します。保存療法では残存腱に対しリハビリを行い、安静時、就寝時にも痛む場合には薬や注射などの痛み止めを使って様子を見ます。それでも症状が改善しなければ手術(関節鏡視下腱板修復術など)を選択することがあります。外傷が原因で起こった腱板断裂の場合には、肩の機能が急激に落ちるため、早めの手術を勧めることがあります。

  • 凍結肩

    可動域制限を中心とした狭義の五十肩として使用されることがあります。関節を包む組織である関節包が固くなるところ(拘縮期)まで症状が進んでしまった場合にはリハビリで症状の改善をはかりますが、それでも症状が改善されない場合には手術を行うことがあります。その際には、関節鏡を使って上腕骨と関節窩(肩甲骨)をつなぐ関節包を切離する手術(関節鏡下肩関節授動術)を行います。

  • 石灰沈着性腱板炎

    主に肩のインナーマッスルである腱板が骨に着くところに石灰(カルシウムの結晶)がたまります。急性期は激しい痛みで発症し、肩をわずかにも動かせず、夜間痛で睡眠もままならなくなります。慢性期は石灰の場所や大きさにより多彩で、動作時の痛み、関節可動域制限、または引っ掛かりが主な症状です。適切な診断の元に適切な治療を選択する必要があります。多くはステロイドの注射療法に良く反応しますが、超音波下石灰吸引や手術(関節鏡視下石灰摘出術)を要することがあります。

  • 変形性肩関節症

    変形性肩関節症は加齢とともに軟骨がすり減り、関節が変形していく病気です。原因がはっきりとわからない一次性のものと、関節リウマチや腱板断裂といった疾患や、アルコールを大量に飲む方、ステロイドを服用している方に見られる上腕骨頭壊死が原因で起こる二次性のものがあります。股関節や膝関節と同じ様に、関節の軟骨が摩耗して消失し変形のために痛みと関節可動域制限を来します。
    進行すると手術(人工肩関節置換術)が必要になります。二次性の多くは広範囲の腱板断裂からなり、長期にわたって放置され、骨頭が肩峰下に突き上げて腕が上がらなくなります。比較的新しい術式であるリバース型人工肩関節置換術の適応となります。

  • 反復性肩関節脱臼

    肩関節脱臼は、主に外傷でおこり、その多くが前方の脱臼です。転倒やスポーツでの大きな衝撃で腕が後方へもっていかれた際に起こります。ラグビーやアメフト、柔道などのコンタクトスポーツ、野球のヘッドスライディングなどでも起こります。特に若者は初回に脱臼をしてから再発を繰り返す場合が多く、反復性へ移行します。10−20代のスポーツ選手で脱臼を繰り返す場合や脱臼不安感が強い場合、日常生活で支障を来す場合には手術をお勧めします。

治療に関する施設・設備紹介

  • 手術室

    手術室

    手術室は高度清潔区域として最も高い空気清浄度クラスを確保するためにバイオクリーンシステムを採用しています。関節鏡下手術に対応した関節鏡システムや骨折の手術で用いる移動型デジタル式X線透視診断装置を導入しています。

  • 入院病室

    入院病室

    全室個室で、広瀬川を望む眺望が広がります。差額個室である特別個室もご用意しています。

  • 放射線室 - MRI

    MRI室

    MRIは高画質性能に検査時間を短縮した高速性能、静音化を搭載した機種(Canon社製 Vantage Elan/Fast Edition 1.5T )を採用しています。

  • 放射線室 - CT

    X線・CT室

    CTは従来のものと比較して被ばく低減と高画像を可能とした機種(Canon社製 Aquilion Lightning)を採用しています。

  • リハビリ室

    リハビリ室

    広いリハビリ室で専門の理学療法士が徒手療法や日常生活指導を行います。また、スポーツ復帰までサポートできるように、各種器具で動的ストレッチや筋力強化を行います。低周波治療器、温熱治療器、超音波治療器などの物理療法機器は、理学療法士の運動器リハビリテーションのサポートとして使用します。

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